岡山県には、温泉マニアがこぞって訪れる名湯や秘湯が複数あります。
なかでも真賀温泉は、足元湧出の良質な源泉かけ流し温泉として有名です。
この記事では、温泉ソムリエの私が実際に入浴してきた体験をもとに、岡山県の名湯秘湯を3つご紹介します。
岡山県で観光をする予定がある方や岡山経由で鳥取県へ行く方は、ここでしか味わえない良質な温泉をぜひ堪能してはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
せいや
【所持資格】
・温泉ソムリエ
・パンシェルジュ検定
20代旅人のせいやです!
温泉が好きすぎて電子書籍を出版しました。
発信のコンセプトは「普段忙しい人も旅行に行った気分になれる」です!
詳しいプロフィールはこちらのリンクからご覧ください。
湯原温泉砂湯-川の中にある温泉-
湯原温泉は足元湧出の温泉で有名なほか、美人の湯としても知られています。
湯原ダムの真下にある「砂湯」は、24時間入浴できる混浴露天風呂。
新鮮な温泉を自然豊かな景色とともに堪能できます。
湯原温泉郷のいたるところには、湯原でハンザキと呼ばれているオオサンショウウオのグッズが多数あります。
ハンザキを模した足湯は、川を眺めながらのんびりできるスポットです。
生きたハンザキが展示されている場所もあるため、特にファンの方は楽しめるでしょう。
湯原温泉は砂湯の印象が強くありますが、宿泊もおすすめです。
なかでも「プチホテルゆばらリゾート」は、部屋でも源泉かけ流しの温泉が楽しめる贅沢な宿です。
屋上には貸切風呂「千と千尋の湯」があり、湯原の夜景を眺めながら源泉かけ流しの良質な温泉を堪能できます。
真賀温泉-足元湧出の良質混浴風呂-
足元湧出の名湯として知られているのが真賀温泉です。
真賀温泉の幕湯は、定員6名の混浴。
美作国津山初代藩主の森忠政が入浴するときに幕を張ったことから、幕湯と呼ばれています。
幕湯の湯船は、立って肩のあたりにお湯が浸かるほど深い構造になっているのが特徴。
中央あたりにパイプが1本あり、そこからお湯が湧き出ているという、なんとも新鮮な温泉です。
その新鮮さから「美人の湯」として有名で、アルカリ性の泉質が皮膚の角質を落としスベスベ肌にしてくれます。
幕湯の混浴はタオル不可なため、苦手な方や他人の目線が気になる方は入りづらい温泉です。
ですが、真賀温泉は幕湯の混浴だけでなく、男女別で入浴も可能です。
日帰り入浴で、ぜひ訪れてほしい名湯です。
関連して、私が執筆した『温泉を2倍楽しむ方法』では、温泉をより楽しむための知識をたくさん紹介しているため、併せてチェックしてください!
奥津温泉-昔ながらの雰囲気が懐かしい名湯-
紅葉の名所として知られている奥津渓の付近にあるのが、奥津温泉です。
街の中心部に大きな川が流れている風景がきれいで、歌人の与謝野晶子や与謝野鉄幹が詩に残すなど、多くの人を魅了しています。
有名なのが文化財に指定されている「奥津荘」ですが、泊まるにはお値段が高いのが難点。
奥津温泉は奥津荘や東和楼など、日帰り入浴施設もあるため、ドライブの最中などに立ち寄って入浴したい場所です。
私のおすすめは源泉かけ流しでお湯が気持ちいい東和楼ですが、1時間に1組しか入れない施設なため、訪れた際はまず訪ねてみてください。
ほかにも、奥津温泉に日帰り入浴施設が複数あります。
奥津温泉には2024年5月にリニューアルした「道の駅奥津温泉」があり、観光の際に便利です。
ご当地グルメやお土産を買えるほか、駐車場も広いため、観光の拠点として利用してみてください。
岡山県の名湯秘湯3選!まとめ
岡山県に温泉のイメージはないかもしれませんが、ご紹介したように名湯や秘湯が多数あります。
自然豊かなだけでなく、人を楽しませたいと思う人たちがたくさんいて、とても魅力がある県です。
今回紹介した温泉はどの場所も日帰り入浴ができるため、ドライブや観光の際に訪れると素敵な思い出ができるでしょう。
関連して、事前に温泉の知識を身に着けておくとより楽しめるようになります。
私が執筆した『温泉を2倍楽しむ方法』は、Kindle Unlimitedに加入していれば無料で読めるほか、購入する場合も500円とお手頃なため、ぜひ読んでください!
コメント・アドバイスありがとうございます!!